(↑クリックするとpdf画像が見れます)

 

 

「早雲の里荏原エリア」ご紹介!

 荏原(えばら)地区は、岡山県井原市東江原町と神代町の2町よりなり、井原市立荏原小学校の学区です。

井原市の東南端に位置し、東は小田郡矢掛町、南は笠岡市と隣接しています。地域の南端を西から東へ小田川が流れ、国道486と井原鉄道が並走しています。地区の中央部には条里制の跡を残す水田が広範囲に広がり、美味しい米が稔る米どころです。

北部は吉備高原の南端となっていてなだらかな山々が連なり古代から人々が定住していた地域で、弥生時代の集落跡や数多の古墳、たたらの痕跡などが残されています。ぶどうや柿、「早雲蜜芋」の産地でもあります。

現在は、「北条早雲の里荏原」を掲げ、住民一丸となってまちづくりに取組んでいますが、その由来は、かつて荏原荘(えばらのしょう)は、伊勢新九郎盛時(いせしんくろうもりとき)後の「戦国時代の魁(さきがけ)」と言われる北条早雲(ほうじょうそううん)出生の備中伊勢氏所領でした。

早雲生誕の地として、高越城址のある高越山を中心に新九郎薬師・大岩刻(だいがんこく)等の史跡があり、伊勢氏菩提寺の法泉寺には早雲名の禁制や摺袈裟版木(すりげさはんぎ)が大切に保管されています。